(以下の情報は2025年7月時点のものです)
クアラルンプールでは公共交通がとても便利!
海外で地元の公共交通機関を利用することは、メリットが大きい、観光においても電車やバスに乗れば地元の人々の様子もよくわかるし、まして生活となると経済的にも必須。もちろん「Grab」といった超便利な配車サービスシステムやタクシーもあるが、やはり公共交通機関は金額も安く交通網も拡大してきているため、乗りこなせばものすごく便利。特に電車やモノレールに乗れば渋滞も避けられる、と良いことずくめ。

2025年7月に本格的長期滞在を目指してマレーシアにやってきた自分たちも、おいそれとは自動車購入することも出来ないため、公共交通のお世話になりっぱなしの日々です(マレーシア政府は、クアラルンプール(KL)において交通渋滞対策、CO2排出抑制のために公共交通整備を進めているので、利便性はますます増加)。
しかし、外国で公共交通機関を乗りこなすのは、なかなかの至難の業。特にバスで自在に動けるようになれば、(ほぼ)上級者と言ってもよいのでは無いでしょうか。とりあえず自分たちが四苦八苦した経験も踏まえて、クアラルンプール首都圏の公共交通について紹介します。
まずは公共交通機関の種類を把握しよう!
クアラルンプールで利用できる公共交通機関は、電車と市内バスに大別されます。公共交通機関以外の移動手段としては、Grabなどの配車サービス、タクシー類、旅行者向けの観光地を巡回するバス(KL HOP-ON HOP-OFF)などがありますが、ここでは公共交通機関に絞って記載します。なお公共交通機関(電車、バス)は、日本のSUICAやPASMOのようなICカードで支払いができます。特に「Touch’n Go」はアプリを使えばレストランやスーパーでの使えます(←これは長期滞在者には必須)。
クアラルンプール内を走る電車
クアラルンプール首都圏内を走行する電車は、以下のように複数あり、それぞの車体にも特徴があり、走る距離、区間なども異なってきます。KLセントラルや、繁華街繁華街ブキッビンタン、観光中華街に近いPasar Seniなどは複数の電車が乗り入れるハブになっているので、乗り換えに便利です。
(1)クアラルンプール内の観光や生活に便利な電車
- LRT (Light Rail Transit):クアラルンプール市内の主要な地域を結ぶ高架鉄道
- KLモノレール:クアラルンプール中心部での比較的短い距離の移動に便利
- MRT(Mass Rapid Transit) :LRTよりも長い距離を走る電車で、クアラルンプールとその周辺地域を結ぶ地下鉄。地下鉄と言っても地上を走る部分あり。繁華街ブキッビンタンにも駅がある。
(2)空港ークアラルンプール間高速電車やマレー半島縦断する電車など
- KLIA:KLIA (Kuala Lumpur International Airport クアラルンプール国際空港) とクアラルンプール市内のKLセントラル駅を結ぶ高速電車。KLIAエクスプレスとKLIAトランジットの2種類がある。飛行機でクアラルンプールに到着した際にクアラルンプール市内への移動手段として便利(ただし、大きなスーツケースが複数ある場合は空港タクシーかGrabの利用の方が良い)。KLIAエクスプレスは空港―KLセントラル駅間をノンストップ(約30分)、KLIAトランジットは同区間で3駅停車。どちらも30分前後の所要時間で、30分間隔で出発。
- KTM(Keretapi Tanah Melayu。マレー鉄道):マレーシア国鉄公社運営による鉄道で、マレー半島を縦断する長距離路線や「KTMコミューター」というクアラルンプール中心部とその周辺を結ぶ近郊路線あり。出発時間が時間通りでないことがあるので要注意。
クアラルンプール内を走るバス
(1)クアラルンプール内の観光や生活に便利な公共バス
Go KL City バス:ククアラルンプール市内を巡回するバス。マレーシア人は無料ですが、外国人は2024年1月から乗車賃1リンギット(これ以前は外国人も無料でした。また外国人でも12歳以下は無料のようです)。2012年に運行を開始し、年々路線を拡大。現在は11以上の路線があるようです(Go KL City Busのオフィシャルウエブサイトも情報が古いのではっきりしません)。観光スポットやショッピングモール近くに停まる路線もあるので、観光にも便利。車両は電気自動車になっています。路線図はGo KL City Busのオフィシャルウエブサイト参照。

Rapid KL バス:クアラルンプールとその周辺地域を網羅するバス路線。乗車距離によって乗車賃が増えますが、おおよそ2リンギット前後。クアラルンプール郊外まで行く路線もあり、長期生活者にはとても便利。
バスの乗り方、乗車賃の支払い方法は別ページで紹介します。→クアラルンプールで電車やバスを乗りこなそう(2)

(2)公共機関ではないが観光に便利なバス

KL Hop-On Hop-Offバス:
公共交通ではないですが観光用の観光客向けの2階建てバスで、主要な観光スポットを巡り、かつ、時間内であれば乗り降り自由なので、KL観光の第一歩としてとても便利。
長距離バス:マレーシア国内各地に移動できる長距離バス。シンガポール行きなどの国際バスもある。運賃が安いので、マレーシア国内を経済的に移動するのに便利。複数のバス会社が運行。クアラルンプールから出発する場合でも行き先によってバスターミナルが異なるので要注意。
マレーシア政府観光局のウエブサイトにバスターミナルの情報などが出ています。

※Rapid KLは、マレーシア政府(財務省)所有の公社Prasarana Malaysia Berhad (Prasarana。英語名はMalaysian Infrastructure Limited)が母体となっている。その子会社として、Rapid KLが電車部門の運営会社とバス部門の運営会社があるかたち。ちなみにRapid自体、英語で「快速の」という意味なので、そのまま使ったのかと思いきネットで調べたところ、「Rangkaian Pengangkutan Integrasi Deras Kuala Lumpur」の略で、マレー語でクアラルンプール統合高速輸送ネットワークとを意味しているとのこと。一種の掛け言葉?
※Go KL City Busはクアラルンプール市によって運営されている。



