目の周りが白くて可愛いシロマブタザルと、雑食で島内のあちこちにいるカニクイザル
ランカウイの猿と言えば、なんと言ってもシロマブタザル(ダスキーリーフモンキー)。白いわっかのような模様に囲まれたくりっとした目がとても可愛く、ランカウイの数々の土産グッズにもなっているアイドル的存在。そしてもう一種類の猿が、カニクイザル。その名とはうらはらに(カニはもちろん食べるが)雑食で道路端などでもよく見かける。この両者、それぞれ種が異なるので、群れも基本的には別々なのだが、時々ニアミスもあったり、そして場合によっては共生していることもあるようです。


シロマブタザル、カニクイザルの両者とも、ランカウイに数日滞在すれば、必ずどこかで遭遇できると言っていいほど、島のあちこちで出没。特にカニクイザルは、繁華街以外であれば、道路の両端で群れでウロウロしていることが多い。シロマブタザルは基本的には木の葉や木の実を食べていて、見るからに大人しいイメージ。一方、カニクイザルはスーパーなどのゴミ箱をあさったりしていることからもわかるように雑食。そしてシロマブタザルよりは人間慣れしているように思える。
マングローブ林のボートツアーでは両方の猿に出会える(かも?)
マングローブ林の中を流れる川をボートでめぐるツアーに参加すれば、この両者とも必ず見ることができます。


クアタウンの「伝説公園」にも時々出没
そしてもう一つお勧めの場所は、クアタウンにある「伝説公園」(マレー語でTaman Legenda Langkawi、英語ではLegend Park)。ここにもシロマブタザルの群れが時々出現している。

シロマブタザルの群れの一員になっている?カニクイザル
しかも、これまで何度か(毎日ではないですが)観察してきたところ、どうも1匹だけカニクイザルが完全に紛れ込んでいる様子。
何度かこの群れを見ましたが、いつもカニクイザルが1匹だけいる(顔の違いがわからないですが、たぶんいつも同じ猿)。そしてこの猿、たまにシロマブタザルにちょっかいを出して(あろうことか、シロマブタザルの子猿にマウントを撮とろうとしていたこともあった)、そばにいるシロマブタザルから怒られたりしているが、基本的には群れに受入れられている様子。とにかく、なにかしらちょっとした悪さをして、叱られる。でも、徹底的に怒られるわけではない。


毛繕いをしたり同じ木の上でくつろいだりすっかり群れに溶け込んでいる
そうしたちょっとした騒ぎが一段落すると、シロマブタザルと一緒に同じ木の上でくつろいでいたり、シロマブタザルの毛繕いをしてあげたり。このカニクイザルがよほどずうずうしいのか、アホなのか。ただ、いつも1匹だけ一緒にいて、かつ、決して群れから追い出されることもなく一緒に居続けているので、もしかすると子供の頃から面倒を見てもらっているのかもしれない。



人間よりも猿のほうが共生の術を知っているのかもしれません。



