マレーシアで長距離バスに乗る

イポー行きの長距離バス。KLセントラル駅から乗ることが出来る Useful Info

長距離バスでイポーに旅行

(これは2025年7月時点の情報です)

1.イポー行きのバスはKLセントラルから乗れる

自家用車を持っていない身としてはマレーシア国内の都市間の移動手段は、飛行機、マレー鉄道、そして長距離バスの選択肢があるが、やはり最も経済的なのは長距離バス。というわけで、長距離バスを利用して「食の街」と言われるイポーまで1泊2日の小旅行を敢行した。

クアラルンプールから国内各地への長距離バス発着所としては長距離バス専用バスターミナル(TBS:Terminal Bersepadu Selatan;South Integrated Terminal(南総合ターミナル?))があるのだが、このバスターミナルはクアラルンプール郊外にあるため、そこに行くためにまずKTM(マレー鉄道)かKLIA(またはGrab)を使う必要があり、その分、時間もコストもかかる。ただ、目的地によってはこのターミナルまで行かなくても、KLセントラル駅から乗車できる場合があり、イポーはそのうちの一つであり、これはありがたい(KLセントラル~イポーの長距離バスステーションは、約3時間半)。

2.バスはほぼ時間通りに出発

 長距離バスに乗る手順としては、まず、「redBus」というオンラインのバスチケットサイトにて購入(座席も指定できる)。長距離バスは複数の会社があり、自分たちの場合はAerobusを選択。KLセントラル駅⇔イポーのバスステーション往復で、一人当たり55.45リンギット。

 そして当日、KLセントラル駅の長距離バス停から乗車する。と言っても、KLセントラルの長距離バス発着所は、少々薄暗く、道路に沿って各方面への発着所が縦に並んでいる状態なので、今ひとつわかりづらい。

 確かにそこに行くとAerobusの「イポー行き」との立て看板があった。しかし出発30分前になっても誰も並んでいない。とりあえず乗り場を確認したので、いったんKLセントラル駅建物内のトイレに行っておく(ちなみにイポー行きの長距離バス内にはトイレはなかったので、これは大正解)。再び乗車スポットに戻ると、ちらほらと他の乗客がいて、ちょっと安心。結局、バスが来たのは出発時間ちょっと過ぎ(出発時間と思っていたのは、乗車開始時間だった?)。これまで開発途上国暮らしが長かった自分としては、ほぼ時間通りにバスが来てくれることは、「さすが、マレーシア」と感心。逆に言えば、油断せずに早めに乗車スポットに行っておくほうが、精神衛生上は良いです。

3.イポーでの長距離バスステーションは市中心部から離れている

出発時間は10数分遅れたものの、イポーまでの行程は順調に進む。ややリクライニング気味で、前後のスペースも十分な座席では、タブレットを見たり(座席前にコンセントがあり充電も出来る)爆睡しながら快適にすごす。そして、時間通りにイポーの長距離バスステーションに到着。

想像していたより大きかったイポーの長距離バスステーション

長距離バスステーションは市中心部からかなり離れているので(10㎞以上、自動車で20分程度)、要注意。市中心部までの移動手段は、市バス、タクシー、Grabといった選択肢があるのだが、初めてのイポーなので、市バスではなくGrabを呼ぶことにする。ホテルまでは11リンギットだった。なお、タクシーはすぐに乗れそうだが少々値段がお高め(といってもイポー中心部まで20数リンギット)。

4.イポー中心部から長距離バスステーションまでは市バスも便利

イポーでは、名物地元料理(チキンライス、もやし炒め、麺)や豆腐のデザートなどを堪能。帰りは、市バスで長距離バス発着所まで移動することとする。

イポー市内を走るバス。長距離バス発着所まで行くことが出来る

まずはGoogle mapにて市バス乗り場を確認。長距離バス発着所行きのバスは30分おきに出ているらしい。乗車賃支払い方がわからないので、近くにいたおじさんに尋ねると、クアラルンプールのバスで使えるTouchn’Goは使用できないとのこと(イポー独自の交通カードがあれば、それが使える)。ただし、クアラルンプールのバスと異なり「現金可」。長距離バス発着所まで1.7リンギットであった。

ここまで来れば、あとは長距離バスで、爆睡しながらクアラルンプールに戻るのみ。さすがに長距離バスステーションは設備も充実。食事処も複数ある。が、ケチってコンビニのイートインで軽くランチをすませる。心安らかになったところで、スマホにダウンロードしておいたチケットを見せて発着ゲート前の待合スペースに入り、ゆったりと発車時刻を過ごす。サインボードには、複数のバスの発着状況が示されているので、これは安心。と思いきや、出発時刻になっても、示された場所にはバスは現れず。。少々焦ってゲートのおじさんに尋ねると「まだ来ていない」とのこと。サインボードにはしっかり「on time」となっていたが、これもやがて「delayed」に切り替わった。結局、15分~20分遅れぐらいで乗車となった。

帰途は、途中のガソリンスタンドでトイレ休憩が1回はさまれた(行きの時はトイレ休憩無しの直行であった)。強い雨も降ったりしたが、終わってみれば、予定時間よりも多少早くKLセントラルに到着。このへんの帳尻合わせは見事である。

5.到着後の移動を考えると電車のほうが便利?

なお、マレー鉄道(KTM)のイポー駅はイポー旧市街に近いところにあるので、長距離バスステーションから市中心部への移動を考えると、旅費をケチらなければ電車のほうが便利かもしれません。イポー駅舎は、ムーア式ゴシック様式コロニアル建築の白亜の駅舎をもち、マレー鉄道一美しいと言われるらしい。なにかの雑誌には「マレーシアのタージマハルと例えられる」との記述もあった。さすがにそれは言い過ぎ感があるが、一見の価値があることは間違い無い。

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