世界遺産の街、ジョージタウンは食の宝庫
グルメ天国の国、あるいは食い倒れの国、マレーシア。その中でも中華系の食事であれば、やはりペナン(コスパ面含む)。もしかすると人口当たりの飲食店の数が世界一多いのではないかと思ってしまう。特にジョージタウンには「ミシュラン」の「ビブグルマン(価格以上の満足感が得られる料理)にリストアップされている庶民的なお店もたくさんあります。
数多くの点心を楽しむ「飲茶」
さまざまな点心を中国茶を飲みながら楽しむ「飲茶」のお店が、どこに入るか迷うぐらいジョージタウンには、いくつもあります。中身や店によって価格は異なるものの、点心は一皿当たり6リンギット前後。(個人的感覚で言えば)クアラルンプールの飲茶よりも、一つ一つが大きいです。




ペナン一美味しい幻の(?)中華料理店
「マレーシアの友人がペナンで最も美味しい中華料理店と言っていた」と知り合いから教わった徳成飯店(TEKSEN Restaurant)。ペナンに着いて早速行ってみたものの、無情にも数日の間休店する、との張り紙。それからしばらくして、行ってみたものの、そのときもまた、休店。数日後にあらためて行き、“3度目の正直”で、やっと入ることができました。開店時間の午前11時半ちょっとすぎに行ったものの、既に満席。それでもしばらくして入店でき、早速3品を注文。中でもカモ料理は絶品でした。相席となった中国人が注文していたのは、鶏手羽先の唐揚げ(プランチャチキン)。「なぜ、中華の店で唐揚げ?」と我々は不思議に思ったものの、後でインターネットで調べてみると、これは同店の名物料理とのこと。次の機会に挑戦してみたいものです。


※開店時間については、ネット情報では昼は12時~となっているものがありますが、2025年8月時点では、11時半~14時と17時半~20時(火曜日定休日)。11時半前に行っておいたほうが良いかもしれません。開店後はすぐに長蛇の列が出来ていました。
※また、上述のように営業日でも休みのときもあるようですので、事前に徳成飯店のフェイスブックで情報を確認しておいた方が良いです。
※開店した途端に満席となるので、店員さんは大忙し。よって追加注文は難しそうなので、とにかく最初にまとめて注文しておく必要があります。


マレーと中華の融合「ニョニャ料理」
15世紀後半にマレー半島へ移住してきた中華系移民の男性(ババ)と地元のマレー系の女性(ニョニャ)のカップルが結婚したことで生み出されたという「ニョニャ料理」。マラッカが発祥の地のようですが、ペナンの「ニョニャ料理」も有名で、多くの店があります。

そのうちの一つ、ジョージタウンで創業80年以上になるという「Moh Teng Pheow Nyonya Koay(莫定標娘惹粿廠)」では、さまざまな種類のニョニャクエ(ニョニャの伝統的お菓子)が楽しめます。このお菓子は、餅米、ココナッツミルクやパンダンリーフを使ったものなど、素材を利用した味、色とも異なるものが多種。同店は外装からして、歴史を感じさせる味わい深さ。
しかも、入店すると、まずはニョニャ菓子を作っているスペース(大きな蒸し器があったり、おばちゃんたちが忙しく働いています)。そこを通り抜けると、ニョニャクエの販売スペース。そしてさらに奥に、店内で売られているニョニャクエだけでなく、ニョニャ料理を食べられる飲食スペース、という面白い構造になっています。この建物の独特の雰囲気だけでも訪れる価値ありです。

そして自分たちは、ニョニャラクサを注文。マレーシアのスープ料理である「ラクサ」は地域によって食材、味が様々なようですが、ニョニャラクサは、海老だしをベースに、ココナッツミルクを加えた濃厚なカレー風味のスープ麺。ハーブもしっかり効いていて、まだ独特の酸味もありました。若干、癖があるので、初めてラクサを食べる方の中には最初はちょっと苦手に感じる人もいるかもしれませんが、濃厚で複雑な味わいを楽しめます。そして、ちょっと辛めの食事の後に、ほんのり甘いニョニャクエが舌をなごませてくれます。


「価格以上の満足感が得られる料理」
ミシュランは「価格以上の満足感が得られる料理」という定義で、「ビブグルマン」という格付けをしています。要するに、「美味しくて安い」庶民派の飲食店が選ばれているので、高級レストランに縁が無い自分たちにぴったりの、財布に優しい格付け。ミシュランのウエブサイトをみると、マレーシアでは、クアラルンプールとペナンにおいて、この「ビブグルマン」格付けを行っており、2025年時点で56の飲食店が選定されています→リスト。 「ビブグルマン」に選ばれているからと行って、並ばないと入れないほど大混雑したりしているわけではなく、多少早めの時間に行けばすんなりと入店できたりするのが有り難いです。
もちろん、「ビブグルマン」はあくまでもミシュランが選んだものなので、あくまで参考情報。選ばれていなくても安くて美味しい店はたくさんあります。
おかずの種類と低価格で”定番”のエコノミーライス
自分たちはジョージタウン郊外に滞在していたので、時々はジョージタウンで上記のようにいろいろな店を回ったりしていたものの、一方で、滞在先近くで昼食をとることも多かったです。その定番は、やはり「経済飯」(Economy Rice、またはMixed Rice)。各種野菜、肉、魚料理といった数十種類のおかずが並ぶ中から自分の好きなモノを組み合わせられ、しかも、皿一杯に盛っても15リンギット行くか行かないか、というエコノミーさ。このコスパゆえの安心感は有り難いです。




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