twodrifters.go.slow

Nature

野鳥天国・中米ベリーズの鳥たち(9) オオツリスドリ(Montezuma Oropendola)

とにかく名前からしてインパクトがある。英名「Montezuma Oropendola」のMontezumaとは、アステカ帝国皇帝のモクテスマ2世のこと。エルナン・コルテス率いるスペイン勢によるアステカ帝国征服時の悲劇の皇帝である。なぜ、この名前がつけられたのかよくわからないが、「Grokipedia」というウエブサイトによると、フランスの自然学者が命名したとのこと。メキシコ~パナマにかけての中米を生息地にした鳥であることから、かつて中米最大の帝国であったアステカと関連付けてその代表的な皇帝の名を冠したのだろうか。
Nature

野鳥天国・中米ベリーズの鳥たち(8) ムナフチュウハシ(Collared Aracari)

オオハシ同様、クチバシが身体全体の割合の中で突出して大きいというユニークな姿、愛嬌のある顔、カラフルさ。そしてなによりも独特なのが、ノコギリの歯のようなギザギザなクチバシ。クチバシのサイズが大きいため、このようにギザギザになっていたほうが果物を食べやすいのは確かで、環境適応のためであろうが、かといって他にこのような変わったクチバシを持った鳥がいるのであろうか。とにかくいくら見ても見飽きない鳥である。
Nature

野鳥天国・中米ベリーズの鳥たち(7) アメリカグンカンドリ(Magnificent frigatebird)

いささか勇ましい名前がついているが、風、気流を見事につかまえながら、ほとんど羽ばたきをすることなく軽快に大空高く飛ぶ姿ので、軍艦というよりグライダーに近いか。空を自在に飛ぶ鳥は、「自由」の象徴的として歌になることも多いが、特にグンカンドリが上昇気流に乗って他の鳥よりもはるか上空を飛ぶ姿は、自由そのもの、という気がする。
Nature

野鳥天国・中米ベリーズの鳥たち(6) ズグロハゲコウ(Jabiru)

ズグロハゲコウはアメリカ大陸に広く分布しているらしいが、間違いなくベリーズの代表的な鳥の一つとして言ってよいであろう。その理由は、ベリーズでは目にする機会も少なくないこと(道路沿いの木の上にひょいと乗っていたりする。ベリーズは中米の中ではズグロハゲコウの最大の営巣地)、そしてなによりも、その大きさのインパクト。なにしろ翼を広げたときの長さは約2.5メートルにもなり、アメリカ大陸ではアンデスコンドルについで大きいらしい。嘴も約30センチの長さがある。